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1st⇨2th(ロー?ミドル?)

2024.01.18

 

 

 

 

今回はよくある、お子様のシューズ選びについての質問です。

 

当院では、お子様のファーストシューズ選びの際に、上記の写真のようなミドルカット様式をお薦めしています。

 

それはなぜか?

 

赤ちゃんから立ち上がり、歩き始めるのは個人差がありますが、おおよそ1年前後くらいかなと思われます。

 

当たり前ですが、立ち上がったばかりの子供達は、大人の歩行様式とは全く違います。

 

 

 

 

 

 

子供の足は始めは扁平足で、自分のカラダのバランスを支えるために、チョコチョコというか、ペタペタした歩き方をします。

 

これは重力下の中で、カラダの重心を定めるために試行錯誤しているからです。

 

そのため、この時期は立ち始めがとても不安定。

 

だからローカットより、少し丈が高いミドルの方が、足もとの安定を促せるからなのです。

 

だからといってローが絶対だめという訳ではなく、安定していれば、2足目からでも全く構いません。

 

カラダの使い方や、神経を使って発育していく道のりには、個々に差があるので、その段階を見極めたうえで、自由な選択があっていいと思います。

 

大切なのは、サイズ選び靴の構造がしっかりしている。

 

それらの条件が重要なのです。

 

その中で、立位や歩行の安定性が乏しそうな時期は、やはりミドルカットの選択が良いのではないかという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次にファーストシューズから、

 

2足目のセカンドシューズ

 

ロー?ミドル?

 

どっちがいいですか?

 

という質問があります。

 

基本的には1足目、2足目という数や

 

年齢で基準を決めるというよりは

 

目の前にいる、その子の発育段階で決めるのがいいと思います。

 

まだ少し不安てで安定性がなさそう、もしくはもう少し安定性があった方が良さそうな動きであれば、2足目もミドルカットの方が歩きやすいはずです。

 

安定していそうであれば、2足目からローカットでも⚪︎

 

さすがに3足目あたりになると、なにか発育に問題がない限り、ローカットを選択していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜかというと、歩行様式が安定してくると、子供は走りだし始めたりして運動量が上がってくるからです。

 

2歳と3歳でもその動きに違いはありますが、この時、足首の動きをだんだんと多く使いだすのです。

 

そうする事で、全身運動にも関係してきます。

 

ミドルより、ローカットの方が、次なるカラダの動きの成長を獲得しやすくなるからです。

 

具体的には、蹴り出しなど関係してきます。

 

 

 

 

 

 

足は蹴り出しが出てくる事で、アーチ(土踏まず)が形成されていくのです。

 

少しかけ足でしたが、まとめますね。

 

 

 

 

まとめ

 

 

生まれてから、ファーストシューズを選択

 

そろそろ、サイズが上がってきたため

 

セカンドシューズを選択する時の

 

ミドルカットか?ローカットか?

 

の選択の基準は

 

 

 

立位、歩行は少し不安定そうなら

 

⇨ミドルカット

 

 

 

立位、歩行が安定していれば

 

⇨ローカット

 

 

です。

 

先ほども述べましたが、3足目からはローカットが多いです。

 

2足目はその子の段階に合わせて、どちらかを選択してあげたら良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

2024年も、ひよこ広場さんや、公民館から足育講座の依頼を早速いただきました。

 

また皆さんの健康のために、より一層貢献できるよう研鑽に努めてまいりますね。