カラダに良い油(オメガ3)
前回は、生活習慣について自己評価などのお話をしました。
生活習慣は、健康や病気の影響に大きく関与している一要因だと思います。
ご自身に合った、健康な生活習慣を取り入れていけるとよいですね。
自分にもいいきかせなきゃです 笑
生活習慣の中でも、栄養素(毎日食べる食事)はとっても重要なポイントになってくると思います。
健康なんてそこまで意識しなくても健康だよ!
っていう人もいるかもしれませんが、、、
社会での、様々な商品や広告の変化を見渡す限り、
健康を意識する人が、かなり増えつつある時代なのではないかなあという印象です。
そして予防医学という言葉も周知されだしていますよね。
これは言葉の通り、病気になるのを予防するという事です。
大切になってくるのは、生活習慣(食・運動・睡眠)は健康に大きな影響を与えていると思います。
日常を健康に生きられる事って、普段は中々意識できないけど、きっと幸せな事ですよね。
その中でも、今回は食事・栄養素の観点から、油の話をしていきます。
いつもの話を広げすぎると、収集がつかなくなるクセがあるので今回はブレずにいきます、、、笑
油の話
ご家庭やご自身で、健康に取り入れたらよい油の種類とその効果について、学術などで示唆されている内容も含め、簡潔にお話できたらと思います。
ぜひ日常の参考にしてみてくださいね。
カラダに良い油については、ここ数年で随分と世間に広まるようになってきました。
今回の話のオチを最初に話しておくと
不飽和脂肪酸のオメガ3の油を、積極的に生活に取り入れましょう!
という内容をお薦めするような話です。
僕たちのカラダは、油なしで生きていく事はできません。
そんな脂肪の働きにも、たくさんの種類や効果があるのです。
ご存じの方も多いと思いますが、脂肪(脂肪酸)には大きく2つの種類があります。
少し詳しく説明しますね。
脂肪酸は以下の2つになります。
・飽和脂肪酸「脂」(常温で固まりやすい性質)
⇒肉、バター、ラード、ココナッツオイルなど
・不飽和脂肪酸「油」(常温で固まりにくい性質)
⇒オリーブオイル、菜種油、、アマニ油、魚油、DHAなど
アブラは油脂といいますが、常温で固まる「脂」と、常温で液体の「油」があります。
「脂」の主な成分は「飽和脂肪酸」
「油」に多く含まれるのが「不飽和脂肪酸」
肉(脂)には、豊富な栄養素がありますが、「飽和脂肪酸」はとりすぎると血液中に悪玉コレステロールを滞らせ、動脈硬化の原因となるためコントロールが必要だといわれています。
食生活の中で、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」のバランスを、うまく配慮する事が、僕たちの健康にとってカギとなってきます。
不飽和脂肪酸は、オメガ3、オメガ6、オメガ9が代表的。
オメガってなんだ。。。
3も6も9も。。。
もうすでに記号的で、ちんぷんかんぷんなりますよね。
脂肪酸を図にするとこんな感じです↓
それでもちんぷんかんぷんだ!
僕もそうだったので気持ちわかります。。。
とりあえず今回は、生活に積極的に取り入れたい良い油の話に焦点をあてています。
その油は⇒(不飽和脂肪酸)のオメガ3です。
よく健康のイメージで身近な油の中に、オリーブオイルや米油がありますよね。
オリーブオイル油や米油は、オメガ9の分類になります。
どの油も役割があって、バランスが大切といわれてます。
その中でも、現代人はオメガ3積極的にとりましょうという話であります。
また必須脂肪酸であるオメガ6系とオメガ3系脂肪酸は、体内で合成できないため食べ物から摂取しなければいけません。
またこのオメガ3とオメガ6の関係については、最近の研究で興味深いことがわかってきてるそうですよ。
その内容とは、お互いは正反対の役割を担っているという事です。
・オメガ6は白血球を活性化して病原菌などと戦う働き
・オメガ3は白血球の働きを抑制、炎症を抑える
オメガ3とオメガ6の良いバランスを保つこと
それこそが⇒健康とって大切という事が言えると思います。
現代人は、加工食品などを食べる機会が増えているため、
いわゆるサラダ油(オメガ6系)の過剰摂取に偏ってるといわれています。
そのためアレルギー疾患や動脈硬化、高血圧、脳・心疾患、糖尿病が懸念されてます。
この話のについてまとめます。
①摂取の理想
②ポイント
③オメガ3の油
まとめ
①理想
オメガ6系:オメガ3系
2 :1の比率で摂取するのが望ましい
といわれています。
現代の実態は10~20:1にもなっているといわれているようですよ。
※文献や学者さんによって数字に違いはあると思います。
②ポイント
オメガ3、6、9どれもが、生活の中で全て大切な栄養素になってくると思います。
個人的な見解のポイントとして、現代人は
オメガ3系や9系を意識的に摂り、オメガ6系は控える
くらいが丁度良い!です。
オメガ9系(オリーブオイル)は、必須脂肪酸ではないのですが、健康を害することなく酸化に強く加熱に適しています。
アヒージョとかパスタなんかにもよく使われていますよね。
生もそうですが、加熱料理に使いやすいと思います。
そして今回のしつこく出てくるオメガ3は、積極的に摂るべき油と言われています。
これはできるだけ生がいいといわれているので、
サラダのドレッシングなどが適しているかなと思います。
それではオメガ3はどんな油に含まれているのでしょう?
③オメガ3の油
・くるみ
・アマニ油
・えごま油
・魚の油(DHA・EPA⇒青魚に多い!)
オメガ3は、血液をサラサラにし、細胞膜を柔らかくし、
炎症を抑える効果があるといわれています。
現代人は日常生活の中で少し意識して、油の質や、摂取率を変えるだけで、いまよりもっと健康に近づけるのではないかなあと思います。
その他
その他に疾患に絡んだ話も少し添えますね。
ここではすべてを詳しくは説明できません、、、
というか僕に説明できる力がありません。。。
しかし、単に健康に良いよというわけではなく、以下のような疾患等にもオメガ3油は、効果があるそうです。
科学論文などで、文献になっているものを参考にあげておきますね。
・腸の健康
・心疾患
・うつ病
・ADHD
・不安障害
・関節炎
・喘息
・片頭痛
・乾癬
・関節リウマチ
・外傷性脳損傷
などなどです。
この油をとれば完全に治るという安易な話ではないでしょうが、少なからず生活の中で、うまく適した栄養を取り入れる事ができれば、何かしら目の前に前向きな効果が望めるかもしれません。
油の話はここまでにしたいと思います。
少し端折りました。。。
そしてかなりざっくりまとめてしまいました、、、
しかし、健康のための生活習慣にオメガ3油を意識して、取り入れてみようと感じてくれたら嬉しいです。
MCTオイル(中鎖脂肪酸)から油について書いてみようと思ったのに 笑
そちらはまた機会があれば実体験も含め書きますね。
日頃から足や靴、スポーツの話、もっと自分の専門分野を丁寧にブログを書きなさい。
そんな気持ちになってきてます 笑
次回からは、偏平足についてかきますね。
少し自分の目の前に帰ります。
大人と子供の偏平足の違いから、スポーツ選手の偏平足や、その特徴なども紐づけてシリーズで書いていきたいなと思います。
足や扁平足について気になる方は、また暇があれば覗いてみてください。
もう3月ですね。
寒く長かった冬も、もうすぐ終わりそうです。
皆さま良き春を迎えましょうね。
優しい気持ちで、毎日取り組んでいけたらなと思います。