日頃から足の専門外来で多いお悩みがあります。

 

 

それは、外反母趾の相談です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変形が気になり出したという人もいれば

 

患部が痛いという方もいれば

 

合う靴を探して欲しいという方まで

 

 

 

 

 

様々な患者様がおられます。

 

 

 

 

 

 

（ファースナー式の着脱がしやすい靴）

 

 

 

 

 

 

よくいつも患者様にお伝えしている事なのですが、外反母趾は進行形の病態であり、日頃の取り組みが予防改善にとって、とても大切になってきます。（浮指、寝指はじめ、他の変形も）

 

よくある処方や、セルフの対処法に、指の間に何か（スポンジなど）を挟んでいたりするものがあります。

 

 

こんな事言い切ってしまうと、実践されている方がいたら大変心苦しいのですが、、、

 

これは、申し訳ありませんが根本的な解決に導ける選択とはなりません。

 

もちろん、衛生面なども考慮すれば、全て意味がないわけではないと思います。

 

また、そのような対処か、手術しかないか？といったらそんな事もありません。

 

あまりにも変形がひどくなりすぎれば、病院にて医師の指示のもとOPE適応を選択肢に入れるのも必要になると思います。

 

しかしもっと、その手前や間にできる具体的で効果的な方法があるのです。

 

それは、正しい靴選び、インソールです。

 

なぜなら、足（カラダ）全体の事を考えると、フィット感を持って足を安定させたり、土踏まずにアプローチしたりする方のは、良い方向に導いていけるからです。

 

またこういった話になると、そうなれば自分に合った靴にしなければいけない。

 

そうすると、オーダーメイドの高額なものを買わなくてはいけない。

 

そう考えてしまう患者様が多くおられますが、そんな事は決してありません。

 

靴は自分のサイズをしっかり知って、適したものを選択すれば、安価なものでも十分に効果と満足を得られるはずです。

 

逆に高い靴を買った、高いインソールを入れた、それでもあまり効果がない、改善がみられないという患者様が来院される事が多くあります。

 

 

 

金額が高い🟰良い物と選択とは限りません

 

 

 

 

 

 

（パンプスやフォーマルな靴の相談ものっています）

 

 

 

 

 

あとサイズ選びにおいて、横幅が広いために縦幅のサイズをしかたがなく上げるという患者様がおられますが、これも良くない選択の方法になってしまいます。

 

縦は、縦でしっかり合わせ、横は横で合わせるのが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは、端的な説明になってしまいますが、、、

 

肝心なのは、フィット感なのです。

 

楽という悪循環よりは、快適と健康を促せるように日々取り組んでおります。

 

ご本人、ご家族で、外反母趾や足の問題でお悩みの方がいましたら、いつでもご相談くださいね。

 

 

 

 

 

（姪っ子にバナナジュースをたかられるの巻）