外反母趾シリーズ(その1)
外反母趾シリーズ
書こうと思っていのに、中々書けずじまいで年末まできてしまいました。
年末までに、このシリーズと、年内の振り返り、来年に向けた豊富、それくらいはブログにかけたらなあと思っています。
また年末年始の予定は、以下の内容で確定します。(年内に改めてアナウンス出します)
令和5年
12月30日(土)午前中診療 8:30〜12:00
令和6年
1月4日(木)午前中診療8:30〜12:00
1月5日(金)通常診療
今回は外反母趾に関する簡単な内容だけ。
外反母趾は、足が「く」の字に曲がってしまう症状として、気にされる方がおおいと思われます。
靴を履く文化や競技などのほうが、圧倒的に足の問題を抱えることが多く、この症状もその一つ。
できればなりたくない。
私外反母趾なんですけど。。
どうすれば治りますか?
子どもが外反母趾で心配です。。
日頃から、そんな声や相談をうける事が多くあります。
構造と変形のお話
カラダって生活していると、望んでいないのにもかかわらず、様々な部位で問題が起こってしまいますよね。
ここでは単純な例え方になってしまいますが、どうあるとできるだけ良いのか?どうなるとよくないのか?をお話します。
まず、正常な構造を持った関節が、望ましくない形に変わっていってしまうのを、変形性関節症といいます。
これは、できれば良い構造(カタチ)でありたいですよね、、、
重力の中で生きている私たちは、時間の経過とともに各部位に過度な負担がかかってしまったり、支える筋肉の低下、靭帯などの軟部組織が損傷してしまう事で、本来の自然なカタチに問題が起こりやすくなってしてしまうのです。
これは、様々なカラダの部位に言える事ですが、外反母趾でいえば足の正常な構造の破綻になってきます。
足のよく起こる問題として、皆さんもその名を知っていそうですよね?
この外反母趾も、単に足のおや指が「く」の字に変形するだけではなく、様々な車輪が連動して動く機械のように、様々な部位と関連し影響をうけあって形成されていきます。
そもそも、足ってすごく複雑で面白い構造をしているんですよ。
なんと人間の骨の4分の1が集まっているんです。
かの有名なレオナルド・ダヴィンチも名言を残したりしています。
足は、人間工学上の傑作であり、最高の芸術作品である。
深いお言葉ですね。。
繰り返しになりますが、なんせ、すごい構造なんです。
勉強していても楽しいけど、難解です。。
特に機能を考え出すと、、、
まずは、今回のシリーズにおいての簡潔な結論を導いてしまいますね。
足の構造は、できる限り正常である事が望ましい
です。
正常というと語弊を招きそうですが、カタチができるだけ正常範囲であったり、キレイである事と捉えてもらえたらと思います。
外反母趾は、その正常な形から逸脱してしまったと状態と考えてよいでしょう。
そうなると様々な問題がおきやすくなっていきます。
これまでに、この変形を伴うことによって、靴選びや、足に痛みを経験した事がある方なら、実感をもって頷いてくれるのではないかと思います。。。
これは足だけでなく、どの関節や部位にもいえるのですが、できるだけよいカタチでありたいですよね。
こういった事から、このシリーズでは
なぜ外反母趾になるのか?
外反母趾はどう進行していくのか?
外反母趾はどう対策すればよいのか?(靴選びやインソールの効果含め)
子どもの外反母趾?
そこらへんを書いていきたいと思います。
専門的さや、学術的な事というよりは、(それらの情報は教科書やネットにありふれていますので)一般の方にとって、大切な視点や理解を目指して、僕自身の言葉で話していきます。
たぶん。全4回か5回。
年内にかけるかな。。。
多分持ち越すかもしれません 笑
が、頑張ります。
年内もあと2週間ですね。
年末は好きですが、早すぎて少し切なくなります 笑
雪も降るかもしれないし、、、
皆様、運転や外歩き、体調にはくれぐれも、お気をつけてお過ごしくださいね。