足の運動 ~ボールエクササイズ編~
浮き指の運動療法を載せようと思いつつ、、、
いつのまにか日々はめまぐるしく過ぎておりました。
先日の大阪の勉強会は、見識が広がりめちゃ勉強になりました。
そんなこんなで今日はボールエクササイズご紹介いたします。
皆さま忙しい日、ゆるやかな日そんな日々のあいだに取り入れてみてください。
外反母趾、内反小趾、開帳足、浮き指の方
スポーツ愛好家、発達中のお子さん達などなど
日常から足裏に刺激を与えてあげると健康な足への改善や、変形の予防にとても効果的です。
また脳の活性や血液循環にも○
まずはこんなボールを用意。
今回はダイヤモンドカットのスーパーボールをモデルにしました。
ですが、ゴルフボールやテニスボールスーパーボールなど、転がるものであればなんでも代用できます。
硬さや、大きさによっても少し効果が変化します。やった事ないという人は、あまり難しく考えず、足に刺激を毎日あげてみようくらいでよいのでぜひ取り組んでみてくだい。
ただ硬いのが痛すぎる人は、筋肉や組織を痛めたりする原因になりますので、まずは少し柔らかめのものから始めることからお奨めします。
慣れてきたら刺激を少し固めにしていってみてください。
例 テニスボールから始め→ なれてきたらゴルフボールなど
それではできるだけ簡潔にエクササイズ紹介いたします。
①最初はゴロゴロ前後に転がします。
・両足とも20〜30秒づつくらい。
・できれば1~3セットづつくらい
・立位、座位どちらでもかまいません。
足裏全体に刺激がいくようにしてください(内側、外側、真ん中をできるだけ踵から指先手前くらいまで前後に動かします。
始めは不器用にうまく動かせない方もいるかもしれませんが、心配ありません。
気軽に日頃から取り組む事でスムーズに行えるようになります。
②慣れてきたらポイントに体重をかけていきます。
※②のエクササイズはテニスボールでもできますが、より効果的に行うにはゴルフボールや参考のスーパーボールくらいの大きさをお奨めします。
・3~5秒くらい自分の体重をかけていきます。
・痛みがある場合もあるので慣れるまで適度な荷重で行ってください。
・つま先あたりでのポイントは足の指を地面に押し付けるイメージで床に指先がつくといいです。
↑の足とボールの上下2枚の写真は一見一緒のようでポイントが違います。
体重のせるポイントを簡単に足裏模型の写真で説明しますね。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが 汗
だいたいのイメージでここきく~ってとこでいいです。
※は簡単な補足です。説明が足りないかもしれませんが参考にしてください。
これがボールと足の写真2枚目の写真です。
これをここであえて前の内(親指側)と表現します。
※親指まがりやすくなります。
内(親指側)の後ろ
一枚目の足とボールの写真よりほんのちょっと少し後ろくらいのポイントです。
※くぅーって感じできく場所です 笑
外の前(小指側)
※小指が曲がりやすくなります。
外の後ろ(小指側)
※踵の骨の少し前の外側をイメージ
真ん中の前と後ろ
※前は指がまがりやすくなります。後ろは踵の骨のちょっと前くらい。
このエクササイズは痛いと感じる方も多いかと思われます。
またこのポイントは気持ちいいけど、このポイントは痛いなどの個人差もあります。
荷重のかけ具合で刺激のはいり方が変りますので、適度な刺激からおこなってください。
まとめ
◇①と②をうまく毎日の日々行いやすい時間にとりいれてみてください。
◇座位も立位も両方できるといいですが、まずは毎日にとりいれやすいほうでいいです。
◇ディスクワークや勉強中にもコロコロ転がしてるのおすすめです。
◇②の押し付けポイントは内、真ん中、外の前後6点を刺激できるといいです。
◇できるだけ足の指を握れる、地面に押し付けれるようなイメージでおこなえるといいです。
ちょと駆け足で説明が足りなかったかもしれませんが、足の運動はカラダ(心身)の健康にとても関係しています。
今回ボールエクササイズをご紹介させていただいたのは刺激としてとても効果的で、とりあえず日常にとりいれやすいという事です。
気軽にそれができるの大切だなと考える日々です。
自分に甘いのです 笑
また足の運動療法にはたくさんの方法があります。
有名なのにタオルギャザーといってタオルを握るエクササイズがありますよね。
これはこれでとても良い運動なのですが、筋肉や足の機能で考えた時、その狙いや刺激の入り方がまったく違ってきます。
足趾で考えるとタオルギャザーでは足りない事もあるのです。
そういった違いも今後またブログにのせていきますね。
皆様ぜひ日常の時間にとりいれてみてくださいませ。