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扁平足その2(アーチの形成に大切となる要因)

2022.05.22

 

 

 

今回は、前回に続いて「扁平足シリーズその2」を書きたいと思います。

 

前回「扁平足シリーズその1」では、赤ちゃんの足はもともと扁平足からスタートするといった、カラダ(足)の発達について簡単にお話しさせてもらいました。

 

初めて立ち上がり、自身の世界を広げるため盛んに歩き出す幼少期から、大人のカラダに至る発達過程の中でどのような道のりを歩めるかが、より良いアーチ育成のポイントとして大切になっていきます。

 

もちろんこれは足に限らず、カラダ全体にいえるはずですよね。

 

また知識や学問全般にもいえる事かもしれませんが、これをすれば絶対正解とか成功するとか、ガチガチな考えにとらわれ過ぎずに、目の前の生活に活かしていけるのがいいかなと思います。

 

 

しかし、ある程度の知識を持って正しい選択ができると、きっと健康な発育に貢献してくれるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

足に関して言えば、現代は足の問題や、靴選びの困難さに対し、下記のような問い合わせがよくあります。

 

 

・どうすれば変形や扁平足を予防できるのか?

・どうすれば健全に発達を促せるのか?

・そのときに靴は何を選べばよいか?

・またはその子の適正サイズとは?

・歩き方がおかしいのを改善するには?

 

 

などなど、、、

 

しかし、その選択や方法がわからない。

 

そんな素朴な疑問を、日頃から抱えている親子さんが多いように感じます。

 

また、それらの問いかけが、近年増えきているのはなぜだろう?

 

と考えてみたりしています。

 

現在、それについて明確なエビデンスなどが提示できるわけではないですが、様々な研究では、子供の体力低下や姿勢不良は問題視されている時代です。

 

なにせ子供のロコモや、老人化という言葉がでてくるのはそういった問題の重要性を物語っているように思います。

 

子供の足に関しても、危惧するような書籍はたくさんでてきています。

 

 

 

 

 

 

僕が臨床を通して感じる事は、小さい頃から、足や足趾に変形があったり、歩き方がおかしく感じたり、足の爪などに問題が発生している。

 

そんな子供たちが、明らかに増えているなあという印象です。

 

 

 

 

 

 

 

ひと昔前までは、こういった問題はあまり重要視されなかったかもしれません。

 

この問題は社会で、足や靴への知識が以前より高く意識されるようになったからなのか?

 

それとも時代の変化から、現代の体力低下問題と同様に目立つようになったきたからでしょうか?

 

どちらもの側面も含まれているだろうし、また更に違った形で影響を与えている要因もあるかもしれません。

 

 

時代や環境(生活様式)は、常に変化していきます。

 

 

お爺ちゃんお祖母ちゃんの世代と、両親の世代、自分たちの世代、現在の子供達の世代では、同じ国、同じ文化で育ってみても、比較してみるとやはり様々な違いがあると思います。

 

 

そこには良い面もあるし、悪い面もありそうですよね。

 

 

 

 

(仏壇でNYC:敬愛なる尊厳と揶揄をこめて )

 

 

 

しかし、足の構造やカラダの仕組みなんかは、遺伝子レベルの話にも通じてきます。

 

そして、ここにおいては何百年何千年程度では、そんなに簡単に大きく変化する事はないと思います。

 

たぶん、今後の未来にテクノロジーやメタバース(3次元空間)がすごくなっていっても、そう劇的に変化はしない領域。

 

たぶん・・・

 

なぜかというと、みんな骨や筋肉は似たような数で、脳や内臓を含め似たような臓器を持っています。

 

強弱や頑丈さに、程度はあるかもしれませんが、基本的に人はあまり変わらない土台の基礎を持っているはずです。

 

これは世代だけではなく、人種も超えてしまう話かも系ですね。。。

 

なんか以外と壮大にしてしまってる。

 

書いているいま感じてしまいました。。。

 

例えとして的を得てるかの判断は、読み手に委ねさせてください 笑

 

 

 

 

 

 

 

言いたい事はなんだったかというと。

 

とりあえずカラダの構造となる基礎は、時代を経てもそんな簡単に変化しないという事が言いたかったです。

 

基本的にヒトの目、耳は二つで、口鼻は一つで、手足の指は5本みたいな。

 

フィジカルからの視点です。

 

そういった点を考慮して、足の発育(アーチの形成)に落とし込んで考えてみると、、、

 

やはり偏平足の赤ちゃんから、足のアーチの形成が促される要因(その逆の変形も)は、発育の環境の影響がとても大きいのではないかなと感じています。

 

足のアーチの基礎とした土台ができあがるのは、6、7歳くらいといわれています。

 

その後も、カラダ(足のアーチ)は変化成長していくのですが、まずはこの年代に土台が形成されます。

 

今回は幼少期の時期に焦点をあわしていますが、その後の成長期も、大人の骨になりきった年代についても、足の知識や、靴選びの選択はとても大切なのです。それについてはまたシリーズ後半でお話したいと思います。

 

まずは、歩き始めてから6、7歳くらいまでに足のアーチ発育にとって重要となるポイントをお伝えしますね。

 

前回お話ししていた、扁平足を回避するため足のアーチ育成に大切な3つの要点です。

 

 

 

現代における足育の3ポイント

 

 

①運動能力の獲得

(ここでいう運動は、機能(筋肉/神経)をしっかり使えるように発達できるかという課題です。例えば、指がしっかり使えて足が蹴りだせるかなどです。それを無意識でできている環境が、うまく用意されていれば問題ないと思います。例えば、裸足の民族や、昔のように自然とそのような環境で運動機能を獲得してきたなど。けれどその機能がうまく活用できない場合は、健全な発育のために、意識的にこの能力を取り入れていくのも大切な時代だと思います。)

 

 

②靴選びの環境

(足の発育に合わせて、正しいサイズを選択できるかという事です。靴選びによって、足の発育の良し悪しにかなりの大きな影響を与えます。特に子供の足は柔らかい軟骨状態なので、大人と違って成長の過程により変形しやすい特徴があります。例えば、シューズは足を守ってくれる側面もありますが、サイズや履き方を間違えると、その分、変形や発達に影響を与えます。シューズ競技の子供に変形が多いのも、こういった側面が大きく関係している事が考えられます。)

 

 

③地面の環境

(現代は、砂場や芝生の環境が日常にあるというよりは、コンクリートやフローリングなどの硬い地面環境が多く、それらにより足の発育に強い影響を与えるシチュエーションが多くあります。例えば、はだし教育は良いものとされていますが、それはきっと、ここでいう①の発達を促せるからだという解釈を一般的にもっているからだと思います。しかし、フローリングだけでの裸足教育では逆に変形していきやすい子もいるという事が明らかになっています。その環境によって対応や靴選びを変えるのが大切な時代だと思います。)

 

 

 今回この3つがなぜ足のアーチ育成にとって大切か?

 

について具体的にお話する予定だったのですが、本題前が長くなってしまい、、、

 

まずは簡潔にまとめました。

 

いつも内容と展開がマイペースですみません。 汗

 

この3つは、一つ一つの内容が皆様の日常に参考になりそうなので、区切ってもう少し詳しく書いて行きたいと思います。

 

前回の偏平足シリーズから、今回は、まず足のアーチ育成には6,7歳までの環境が大切になるという話でした。

 

しかし、この3つのポイントは、その後の成長過程や大人になっても、足の健康に大切な考え方となってくれます。

 

この時期を過ぎたから、もう手遅れで、気にする必要はないというものではありません。

 

それについてもまた書いていきますね。

 

今回はこれで、次回に繋げたいと思います。

 

もし足育や、足の健康の大切さに共感していただける方、日常の知識として参考にしていただける方がいたら嬉しいです。

 

明日からまた1週間が始まります。

 

みなさま良き日々をお過ごし下さいね。