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お腹2 腸内環境

2020.07.21

前回は体幹がなぜ大切なのかをイメージでお話ししました。

 

 

 

 

今回のつぶやきは腸内です。

 

最近は腸内フローラ腸内環境を整える腸活という言葉が流行っていますよね。

 

腸の環境を整える事は、私達の健康にとって本当に大切な考え方です。

 

また日々の体調をフィードバックするにも指標にしやすい器官だと思います。

 

 

 

現在腸は第二の脳とまでいわれるほどです。

 

脳が重要な器官という事は、皆なんとなく感じている方も多いと思います。

 

その脳と腸の相関関係は想像以上に深いという事が、近年では科学的にも証明されてきました。

 

むしろ腸が脳に与える影響は大きく、脊椎動物の祖先は脳がなく腸はあるという事をふまえて考えてみると

 

脳は第二の腸と例えるのもおおげさな事ではないかもしれません。

 

 

 

 

 

腸内フローラ

私たちの腸内には100兆個もの腸内細菌が棲みつき、腸内フローラという集団を形成してるといわれてます。

構成する細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見(ひよりみ)菌などがあり、善玉菌を優勢にバランスを整える事が重要ですが、腸内には多様な種類の菌が存在していて、善玉菌だけがあればいいという物ではありません。菌達が調和している状態を保てる事が大切になり、私達の世界や社会と同様、腸内にも多様性が必要なようです。

 

 

 

そんな大事な腸

 

腸内を整えるのに効果的な食品と、相乗効果ある食材ものせときますので参考にしてみてくださいね。

 

 

 

腸内細菌(善玉菌)を増やせる食べ物

味噌、醤油、ヨーグルト、チーズ、漬物、日本酒、納豆、キムチなどなど

 

腸内細菌でいえば乳製品も広告などで流行っていて、そのままでも美味しく料理に使えたりもしますが、私たち日本人の和食は発酵食品が多く腸内環境を整えるのに適した食といわれています。生きた発酵食を日々のサイクルで取り入れる事ができる事が腸内環境にとって効果のある食生活だと思います。

 

 

 

相乗効果

食物繊維のある食品やオリゴ糖などを合わせて摂取できると腸内により良い環境を提供できるようです。

 

 

 

食物繊維

野菜類(ごぼう、にんじん、芽キャベツ、おくら、ブロッコリー、ほうれん草)
豆類(納豆)
いも類(さといも、こんにゃく)
海藻・きのこ類
果物

 

 

 

オリゴ糖を多く含む食品

野菜類(玉ねぎ、ごぼう、ねぎ、にんにく、アスパラガス)
果物(バナナ)
豆類(大豆)

 

 

 

この他、水分をしっかり補給したり、必要な方は自身に適したサプリメント(プロバイオティクス)などを使用するのも環境を整えるのに効果的だと思います。

 

あとは食生活や生活習慣の改善で、自身の体調や循環をフィードバックしてみて体調管理をしてみてくださいね。

 

 

 

体幹や腸、おなか関連の続きで、いろいろ考えがリンクしてきたので、、、

 

次回は、心と身体の関係腹についての回想できたら効果的な呼吸法を書きたいなと思います。

 

それでは皆さま日々、腸内環境を良好な状態にし、身体面では体幹を安定させ健康にお過ごしくださいませ。

 

 

 

 

(ぱんてさんグルテンフリークッキー)

 

 

 

最後にアナウンスです。

 

 

当院では通常診療以外にも、インソール治療足の患者様専用の窓口があります。

 

問題のある患者様は市内に限らず、大野や勝山、鯖江や武生、敦賀、石川県からも来院してくれています。

 

医学的な評価、専門的なインソール療法で、足の問題解決やスポーツパフォーマンスUP子供の正しい足発育に協力しており、他分野(皮膚科医、フットケア指導士、装具技師)の専門家とも連携をとっています。

 

問題のある方や、なにか不安を抱えている方は安心していつでもご連絡くださいね。